「遺言書偽造の弁護士に執行猶予」
ネットニュースで下記の記事を見つけました。
遺言書偽造の弁護士に執行猶予
内容はタイトルのとおりで、弁護士が、おそらく自筆証書遺言に手を加えて家庭裁判所に提出したというものなのでしょう。
日々、業務を行っていると、「このケースはもう、手の打ちようがないのではないか。。。」と思うこともあります。それを解決するウルトラCがないかと頭を捻りますが、どうにもならない。
そんなとき、グレーなことが一瞬、頭に浮かんだりしますが、すぐに打ち消します。当たり前です。そんなことをしたら、この記事のように刑事罰に問われ、そして資格も失います。
そしてこの記事のケースは、グレーどころか完全に真っ黒のアウトです。
依頼のなかには、難しいものもあれば、本当に無理なものもあります。資格者としては、無理なものは無理と、毅然と断る勇気がないと、自分の身を守ることができません。
別の角度からいうと、「手の打ちようがない」というケースは、事前の準備が不十分だったからにほかなりません。事前の対策をしっかりと練っていれば、相続のトラブルというのももっと減るのだろうと思います。
人の感情という面においては完璧ということはありませんが、手続きの面においては対策を考えておけば、かなりのポイントを抑えておくことができます。
失礼ながら、保険をかけてないクルマを運転しているような人生を送っている方が多いようにも見受けられます。
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